浴室内の混合水栓の水道詰まりを修理する道具とコツ

水道詰まりという現象は、国内の一般家庭では非常に多く発生する水回り設備に関するトラブルです。その理由として挙げられるのは、日本では家庭に配水する水は必ず浄水場で塩素消毒がなされるからです。10立方メートルの水に対して約0.05ミリグラムの塩素濃度で消毒をしており、通常は無色透明で目に見えることもありません。ところが長期間、水栓器具内に水が付着していると含まれている塩素が結晶化してしまい、これによって水が塞き止められます。

水栓器具のハンドルを開放しているのに、十分な水量を確保できない場合は水道詰まりが発生していると解釈できます。この場合、修理をすれば元通りの水量を確保できるので、迅速に対応しましょう。水道詰まり修理はさほど難しいものではなく、セルフ対応で改善させることが可能です。浴室内に備わっている水と湯の両方を使用できる混合水栓の場合も同様で、修理する時は「ワイヤーブラシ」を用います。

このワイヤーブラシはネット通販サイトやホームセンターで1本980円程度で販売されているので、普段から自宅に備えておくといつでもトラブルの対処に当たれます。水道つまり修理をする際のコツとしては、蛇口からゆっくりとワイヤーブラシを挿入することです。混合水栓の場合、水と湯の2箇所にブラシを挿入して内部に溜まっている塩素の結晶を取り除く必要があります。ブラシは非常に柔軟性に長けた素材となっており、しっかりと内部全体に行きわたらせることが可能なので時間を掛けて丁寧に洗浄するようにしましょう。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*